スプラトゥーン2のラグを減らす為にCloudflareのDNSを設定してみた
ネットゲームをする上でラグというのは切って離せない。
通信のやり取りはどうしても時間差で処理される。
なるべくその時間差を減らす努力をすると、敵が飛び飛びで移動して理不尽な動きが減らせる。
対人ゲームなので自分だけが対策をしても相手が対策をしていないと解決はしないけど、自分の回線が有利だと相手がラグで遅い世界をさまよっている間にキル出来るぞ。
今回は通信回線を新しく良いのにする、と言うのでは無くサクッと簡単に試せるDNSの変更って言うのを紹介する。
ラグとは何か
まずラグとは何かというのを知ろう。
参考になるのは下のページ。
最近あったスプラトゥーン2の大会のRAGEで解説をしていたふーみそんさんが解説している記事。
上で書いた通信のやり取りに時間がかかって、その差がラグだよって言うのが絵付きで解説されている。
通信のやり取りが速くなるDNS(Domain Name System)
参考にしたのは下のページ。
GoogleのオープンDNSである8.8.8.8や8.8.4.4を見ている人もいるかも知れない。
このDNSって言うのはざっくり言うと住所案内人。
ネットの通信で相手の場所を教えてくれる所。
今回はこのDNSを設定しようという話し。
上のGigazineによると以下の通りに速いらしい。
下記の値が小さいほど応答にかかっている時間が少ないという事ね。
◆世界平均
1.Cloudflare:4.98msec
2.Google:16.44msec
3.Quad9:18.25msec
4.CleanBrowsing:19.14msec
5.Norton:34.75msec
6.OpenDNS:46.51msec
7.コモド:71.90msec
8.Yandex:169.91msec
◆各地域の結果
・日本、東京
1.Cloudflare:2.00msec
2.CleanBrowsing:2.14msec
3.Norton_DNS:6.14msec
4.Google_DNS:17.28msec
5.Quad9:40.57msec
6.Comodo DNS:124.14msec
7.OpenDNS:125.71msec
8.Yandex DNS:283.00msec
今回はこのCloudflareって言うのに変更する。
Cloudflareはブログとかを書いている人は知ってる事があるアメリカの会社だよ。
Nintendo SwitchでDNSを変更する
1.ホームから設定のページを開く
switchを起動して『設定』のアイコンを選択し、設定画面へ行こう。
2.インターネットの設定を開く
画面左の所から『インターネット』を選び、右側の『インターネット設定』を選ぼう。
次の画面で自分が使っているWi-Fiの名前や、有線接続が出るので使っているのを選ぼう。
3.設定の変更を選ぶ
上みたいな画面が出るので『設定の変更』を選ぼう(有線接続でも無線接続のWi-Fiでも同じような画面のはず)。
4.DNS設定を変更する
画面をスクロールしていくと『DNS設定』って言うのがあるので、それを『自動』から『手動』に変更する。
そして優先DNSと代替DNSをそれぞれ『001.001.001.001』と『001.000.000.001』に変更しよう。
これで保存すれば終了です。
ちなみにここで『008.008.008.008』とかにするとGoogleのDNSになるよ。
まとめ
スプラトゥーン2の試射会の時は繋がらない人が結構居て、その時にGoogleのDNSを設定したら解決するって話をしていた。
なのでDNS自体は知ってる人もいたかもね。
今回このCloudflareのDNSに変更してみたけど、ぶっちゃけ効果はわからない。
もともとIPv6って言う通信を使ってそこでswitchの通信を有線で行っていたので、応答時間が7msとかになっていた。
なので変更しても効果がわからなかった💦
とは言うものの上で紹介したサイトの通り速いことは確か。
これからもうちょっとスプラトゥーン2をしてみて効果を実感してみよう。